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つれづれなるままに日暮らし

第4回 原子と周期表 @ 化学結合論−分子の構造と機能(’17)

化学結合論−分子の構造と機能(’17)

分子が示す様々な機能は、分子の構造と電子状態によって決まる。これらは化学結合論により関係づけられる。本科目では、共有結合・イオン結合・配位結合といった代表的化学結合とそれらができる仕組み、分子の立体構造、さらに分子間相互作用を、電子の振る舞いにまで踏み込み、量子力学の観点から整理する。その上で、機能性材料の設計指針となる分子および分子集合体の構造形成・機能発現の原理、放射線による化学結合の破壊と生体影響、生体分子の構造と機能および医薬品の働きの学習を通して、化学結合を総合的、俯瞰的に理解する。

第4回 原子と周期表

原子の姿を掴む。周期表を俯瞰的に見て、元素の並び方の規則を読み解く。元素の性質の原子番号依存性とその理由を解き明かす。水素様原子に多電子効果を取り込む考え方と、その結果が種々の原子の類似点、相違点(元素の多様性)にどうつながるのかを学ぶ。

【キーワード】
遮蔽効果、有効核電荷、電子スピン、電子配置、構成原理、パウリの原理、フントの規則、周期律

担当講師:橋本 健朗(放送大学教授)

周期表の覚え方 (*)