南アフリカの人類化石遺跡群 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/南アフリカの人類化石遺跡群
アウストラロピテクス属が最初に発見された遺跡を含み、アウストラロピテクス・アフリカヌスやパラントロプス・ロブストゥスなど多数の人類化石が発見されている。このため、「人類のゆりかご」(人類発祥の地とも)と名付けられてる。のちにルーシーやセラムの発見に代表されるエチオピアなどでの発掘と研究の進展によって、東アフリカこそ「人類のゆりかご」などといわれるようにもなったが、21世紀に入っても南アフリカでは新種のアウストラロピテクスを含む重要な化石の発見があり、「人類のゆりかご」の地位を再び ...
歴史 · 構成資産 · スタルクフォンテイン ... · 登録経緯
ルーシー (アウストラロピテクス) - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/ルーシー_(アウストラロピテクス)
ルーシー (Lucy) は、1974年11月24日にエチオピア北東部ハダール村付近で発見された318万年前の化石人骨につけられた名前である。アウストラロピテクス・アファレンシス(アファール猿人)の中で最初期に発見されたもののひとつであり、全身の約40%にあたる骨がまとまって見つかったという資料上の貴重さから、広く知られている。 モーリス・タイーブ (タイエブ、Maurice Taieb) を中心とする国際アファール調査隊 (the International Afar Research Expedition ; IARE) が発見し、当時流行していたビートルズの曲「 ...
発見 · 年代の推定 · 顕著な特質 · ルーシーの赤ちゃん
セラム - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/セラム
セラム (Selam) ないしディキカ・ベビー (Dikika Baby) は、アウストラロピテクス・アファレンシス(アファール猿人)の幼女の化石人骨で、2011年時点で発見されている中ではホミニン最古の幼児化石である。 2000年12月10日にエチオピアで発見された。標本番号は DIK-1-1 だが、後述するように、発表当初は「ルーシーの赤ちゃん」 (Lucy's baby) とも呼ばれていた。ホミニンの化石人骨は多く見付かっているが、全身骨格となると非常に例が少ない。まして幼体は軟骨が多いことから骨が残りにくいにもかかわらず、セラムは ...
K・ハーモン (2013) 「人類の起源 崩れる祖先像」(『日経サイエンス』2013年6月号)
- 篠田謙一(しのだ・けんいち)
国立科学博物館人類研究部・人類史研究グループ長。博士(医学)。 1955年静岡県生まれ。京都大学理学部卒業。佐賀医科大学助教授, 国立科学博物館人類第一研究室長を経て2009 年より現職。専門は 分子人類学で,日本や中国,台湾,ベトナムなどアジア各地の古人骨の DNA解析から日本人の起源を追求している。また,南米アンデス先住 民のDNA解析から,その系統と社会構造について研究している。著書 に『日本人になった祖先たち』(NHKブックス,2007年),『インカ帝国─ 研究のフロンティア』(島田泉と共編著,東海大学出版会,2012年)など。
K・ウォン (2012) 「ホモ属直系の祖先? セディバ猿人の衝撃」(『日経サイエンス』2012年9月号)
河合信和 (2010) 『ヒトの進化 七〇〇万年史』筑摩書房〈ちくま新書〉
河合信和 (2009) 『人類進化99の謎』文藝春秋〈文春新書〉