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つれづれなるままに日暮らし

玉鋼の十二人 奇跡の鉄を生み出せるのか

世界中で、島根県の奥出雲にしかない、たたら製鉄。日本刀の原料となる奇跡の鉄・玉鋼を生み出すべく、12人のスーパー職人が集結。しかし、予期せぬ事態が…。 

世界中で、島根県の奥出雲にしかないものづくり・たたら製鉄。粘土の釜、砂鉄、木炭の炎から、日本刀の原料となる奇跡の鉄・玉鋼(たまはがね)を生み出すべく、12人のスーパー職人が集結した。しかし、コロナ感染の拡大で、作るチャンスはただ一度限りに。しかもリーダー格の熟練職人が病欠するなど予期せぬ事態が相次いだ。はたして、玉鋼を無事生み出すことができるのか。日本のものづくりの神髄に迫る群像ドキュメンタリー。

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中国山地で採集される砂鉄(赤目(あこめ))が日本刀を作るのに適していたことと、砂鉄から玉鋼(たまはがね)を作るためのタタラに必要な強い火力を生むクヌギ系の木が自生していました。そして、刀鍛冶の火床(ひどこ)には火力の強い赤松の炭が使われていました。

赤目砂鉄の画像

​赤目砂鉄

吉井川(岡山県三大河川のひとつ)が南北に流れ、高瀬舟による舟運が早くから開けていました。北の中国山地との交通の基幹として、刀づくりに欠かせない材料や燃料をもたらせてくれました。東西には山陽道があり、人、物、流通、文化の交流地点として、さらに、瀬戸内海の海運は長船から全国に備前刀を流通させました。

(江戸中期)の画像 

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