第13回 タンパク質の構造
タンパク質は、多数のアミノ酸が直鎖状に重合した分子であるが、多くの場合、折りたたまれたかたちで存在する。タンパク質の構造中では、水素結合によって形成されたαヘリックス、βシートとよばれる特徴的な構造(二次構造)がみられることや、タンパク質の立体構造の分類法等を本章で学習する。
【キーワード】
アミノ酸、水素結合、αヘリックス、βシート、一次構造、二次構造、三次構造、四次構造
担当講師:三島 正規(東京都立大学准教授)
フーリエ変換
Braggの法則
フーリエ逆変換
位相
中性子構造
X線構造
シリコンコーティング
NMR
ヘリウム
窒素
iBIX
電子密度図
重水素・軽水素
第14回 生命機能とタンパク質の立体構造
細胞内でおこる様々な化学反応において、触媒として働いているのが酵素である。酵素の多くはタンパク質であり、触媒として機能する際には、多様な化学結合が重要な役割を果たしている。本章ではDNAポリメラーゼを例にとり、酵素による触媒(本章の例ではDNA伸長)メカニズムを解説する。
【キーワード】
酵素、DNA伸長、DNAポリメラーゼ、求核置換反応