グローバル経済史(’18)
第4回 近世グローバル経済と日本
17世紀には、オランダやイギリスなどが大西洋貿易や東インドの貿易に本格的に参入し始めた。そのなかでも、オランダ東インド会社は、アジアとの貿易のほか、アジア域内での貿易にも参入し、アジアの本格的なグローバル・エコノミーへの参加を導いた。日本の鎖国体制下での海外との経済的結びつきをはじめ、アジアとヨーロッパとの関係の深まりとその経緯を探る。
【キーワード】
オランダ、大西洋三角貿易、奴隷貿易、オランダ東インド会社、アジア域内貿易、アジア=ヨーロッパ間貿易、長崎貿易、鎖国、勤勉革命
担当講師:島田 竜登(東京大学准教授)
17世紀 オランダやイギリス
17世紀以降はオランダ、イギリス、フランスが主権国家体制(絶対主義)を完成させて、重商主義にたつ勢力圏獲得に乗り出すようになった。 (https://www.y-history.net/appendix/wh0901-001.html)
オランダ海洋博物館