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つれづれなるままに日暮らし

第1回 古代エジプトの数学 @ 数学の歴史(’19)

数学の歴史(’19) 

【講義概要】
数学の歴史を、西欧のみならずアラビア世界や日本など非西欧世界も視野に入れて講義する。その際、数学の中身はもちろん発想の源泉や理論を、受容した社会的・文化的背景なども追いながら講じていく。
【授業の目標】
文化における数学の歴史的具体相を見ることによって、数学が孤立した学問ではなく、様々な要因のもとで展開し、また多くの 学問領域に影響を与えたことを学ぶ。さらに高校まで学んできた数学がいったいどのように成立したのか、その背景を知り、数学が本来持つ多様性を再発見する。そして今日私たちが抱く数学のイメージを歴史を通して根本的に再検討していく。
【履修上の留意点】
従来の数学史ではあまり取りあげることのなかった題材、つまりアラビアや西洋中世・ルネサンスの数学、女性と数学などにも言及するので、数学の枠をこえて広く学問一般の歴史に関心のある学生の受講を期待する。なお前提知識としては、世界史と微積分学のごく初歩の知識があれば十分である。
第1回 古代エジプトの数学 

導入として数学史とは何かを説明する。古代エジプトには数学という単語はない。しかしそこには他の初期文明同様具体的計算例からなる数学テクストが存在していた。そこに見える計算法を紹介する。また誰がどのような目的で計算したかという、文化的社会的背景にも注目する。
【キーワード】
数学史とは、ヒエログリフ、単位分数、

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担当講師:三浦 伸夫(神戸大学名誉教授)