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中国、高高度無人機を公開…航空宇宙博で戦力向上誇示へ

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【珠海(中国広東省)=吉岡みゆき】広東省珠海で3年ぶりに開催される「第13回中国国際航空宇宙博覧会」の会場が26日、開幕を前に報道陣に公開された。中国が注力する無人機などが多数展示され、開発中の艦載機の模型も並んだ。28日の開幕日には、中国空軍が航空ショーを行い、航空兵力の能力向上を誇示する予定だ。

26日、中国の航空宇宙博覧会で展示された無人機「無偵(WZ)7」=吉岡みゆき撮影

無人機「無偵(WZ)7」

今回の目玉は、初披露となる高高度の無人機「無偵(WZ)7」だ。香港メディアなどによると、機体は全長14メートルと中国最大級で、上空2万メートルで10時間航行でき、周辺海域の巡視や国境地帯の偵察にあたる。

 電子戦に特化した「殲(J)16D」も初めて公開した。相手レーダーを察知してミサイルを発射し、敵の防空システムを乱す機能を持ち、現代戦の新たな領域である電磁波を利用する電子戦の分野での能力向上をアピールする狙いがある。

 このほか、空母の艦載機になるとみられるステルス機の模型や、2026年頃の月への有人宇宙飛行を可能にするロケットの模型なども展示され、国威発揚につなげる構えを見せた。

 中国空軍の報道官は、中国メディアの取材に「空軍が戦略の転換を推進し、世界一流を目指すという新たな境地を、今回の博覧会で示せる。国民の信頼度も高まるだろう」と胸を張る。

 前回までの博覧会は、アフリカなどから多くの外国人が商談に訪れていたが、コロナ禍で入国に困難が伴うため、インターネット上での展覧も行う。