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つれづれなるままに日暮らし

アメリカ B52

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10年間砂漠で保管していた機体を再使用
アメリカ空軍ライフサイクル管理センター(AFLCMC)は2021年1月6日(水)、モスボール保管していたB-52H戦略爆撃機の1機を再整備し、現役に復帰させたと発表しました。
復帰したのは、アリゾナ州にあるデビスモンサン空軍基地で10年前から保管されていた60-034号機で、愛称は「ワイズガイ」。現役復帰のための整備は年末の12月30日に終わったといいます。
なお、モスボール保管されていたB-52H戦略爆撃機が現役復帰するのは今回が2例目です。最初に行われたのは2015(平成27)年に再生された61-007号機「ゴーストライダー」で、ノースダコタ州にあるマイノット空軍基地に所在する第5爆撃航空団で運用中です。
今回、現役復帰した「ワイズガイ」も「ゴーストライダー」と同様、マイノット空軍基地の第5爆撃航空団に配備されます。 

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コンセプトは長距離で高速、核搭載も可能
B-52は長距離を飛べる大型爆撃機として開発され、1952(昭和27)年に初飛行しました。米ソ冷戦時代には先制攻撃や報復攻撃のために、核爆弾を搭載して常時上空待機を行いました。
そして初の実戦参加はベトナム戦争でした。1965(昭和40)年から開始された、いわゆる「北爆」で絨毯爆撃を行うB-52は、ベトナム戦争を象徴するシーンとしてよく知られています。その後、インド洋にあるアメリカ軍の基地、ディエゴ・ガルシア島(イギリス領)を拠点として、湾岸戦争アフガニスタンイラク戦争に参加しています。

B-52以降も、後継機種として様々な戦略爆撃機が開発されます。高速で高高度から核攻撃を行う超音速爆撃機が開発されましたが、アメリカ本土から直接攻撃が可能な大陸弾道ミサイルICBM)の配備や敵国の防空ミサイル網の発達により、そのコンセプトは失われます。