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つれづれなるままに日暮らし

「台湾代表処」設置のリトアニアに 中国が逆上、「頭がおかしくてちっぽけで危うい国」と罵倒

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バチカンにある中華民国大使館

欧州で唯一、台湾の正式名称「中華民国」を冠した大使館を置くバチカン Remo Casilli-REUTERS

中国政府の意見を代弁する国際ニュース紙、環球時報の編集長は8月10日、バルト三国のひとつ、リトアニアを激しく攻撃する記事を掲載した。リトアニアの首都ビリニュスに台湾が出先機関を設置することを認めた上、撤回を求めた中国政府の要求を拒絶したからだ。 

中国は断固として反対

台湾はアメリカをはじめ正式な外交関係のない国々において、出先機関を設置しているが、通常は国を意味しない「台北」という曖昧な名称をつけている。ところが今回リトアニアは、新たに設置する出先機関に「台湾」の名称を使う計画を認めた。

中国外務省は声明で、「中国政府は、この動きに対して断固として反対する」と述べた。

これに対し、リトアニア外務省は「EUや世界の他の多くの国々と同様に、台湾とは相互に有益な関係を追求する決意だ」と反論。ガブリエラス・ ランズベルギス外相はロイターに、政府は「次の動き」を検討していると語った。

「中国のメッセージは受け取った。だがこちらからもメッセージを送った。すなわち、リトアニアは独自の政策を続ける、ということだ。これはわが国の政策というだけでなく、他の多くのヨーロッパ諸国の政策でもあるからだ」と、彼は述べた。

台湾はヨーロッパに23の出先機関があるが、そのうちの1つ、バチカン教皇聖座)に設置された機関だけが、台湾の正式名称である「中華民国」の大使館となっている。

環球時報の胡は、リトアニアは「最終的には国際ルールを破るという邪悪な行為の代償を払う」と述べたが、彼の見解はEUでは共有されていないようだ。

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