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つれづれなるままに日暮らし

第2回 霊長類の共通祖先から受け継いだヒトのレジリエンス @ レジリエンスの諸相(’18) 

レジリエンスの諸相(’18) 

第2回 霊長類の共通祖先から受け継いだヒトのレジリエンス 

ヒトが多様な環境に進出できたのはなぜか。そこには、霊長類の祖先から受け継いだ特徴を新しい環境に合わせて発展させ、さらにヒト独自の方法で変化させた進化の歴史が息づいている。この回では、まずヒトの祖先が類人猿から受け継いだ特徴とは何かを解説し、次にそれが変容してきた背景と過程を分析する。ポイントは、700万年にわたるヒトの進化がどういった特徴の積み重ねと変容によって、家族と共同体という重層構造をもつ社会に行き着いたのか、そのレジリエンスの生物学的基盤を理解することである。
【キーワード】
霊長類、直立二足歩行、熱帯雨林、食物分配、多産、脳の増大、共同保育、思春期スパート、家族

担当講師:山極 壽一(京都大学総長) 稲村 哲也(放送大学特任教授)  

700万年前 直立歩行

200万年前 脳が大きくなる

40万年前から20万年前 現行と同じ

1.2万年前ごろから、食糧生産