第11回 天の川銀河とその発見
私たちの太陽系は、恒星や星間物質の大集団である天の川銀河に属している。本章では、天の川銀河の存在がどのようにして認識されてきたかを述べる。天の川銀河は、円盤部とその中心に位置するバルジとそれらを取り囲むハローから構成されている。円盤部の天体は、天の川銀河の中心のまわりをほぼ円運動している。そして天の川銀河の中心には巨大ブラックホールが存在している。本章ではこれらのことについても学ぶ。
【キーワード】
ハーシェルのモデル、シャプレーのモデル、円盤部、バルジ、ハロー、星間物質、種族Ⅰ・Ⅱ、巨大ブラックホール
担当講師:吉岡 一男(放送大学名誉教授)
カント 哲学者 モデル 1755年
ハーシェルのモデル
星間減光