11.日本のODA方針
- 中国の開発に資する支援が一定の役割を果たしたことを踏まえ、同国に対するODAは、我が国国民の生活に直接影響する越境公害、感染症、食品の安全等協力の必要性が認められる分野における技術協力や草の根・人間の安全保障武将資金協力などの限られた分野での協力を実施する。また、その大部分を占める技術協力については、日中双方が 適切に費用を負担する方法を段階的に実施。
- なお、2018年10月の日中首脳会談で日本から中国に対する新規のODAを終了することが確認される予定である。これに伴い継続中の事業も2021年度末にはすべて終了の見込み。
中国の脅威 - 恐るべき意図 中国が軍事力を急ペースで増強させ続けています。軍事費でいえば、過去28年間で44倍にもなりました。すでに日本の防衛予算(約5兆円)の約3倍です 。
中国が軍事力を急ペースで増強させ続けています。軍事費でいえば、過去28年間で44倍にもなりました。すでに日本の防衛予算(約5兆円)の約3倍です 。
しかも中国の公表国防費は重要な項目を含んでいません。たとえば兵器調達費は、別の科学研究事業費に含まれます。そのため実際の軍事費は公表値の約2~3倍と見られています。ですから中国の実際の軍事費は、すでに日本の6~9倍に達しているとみられます。
ここで問題になるのが中国の意図です。軍事的脅威は「意思×能力」で表されるからです。たとえば世界で最も強力な軍事力をもつのはアメリカですが、アメリカは日本の脅威にはなりません。なぜならアメリカには日本を攻撃する意図がないからです。