化学結合論−分子の構造と機能(’17)
第2回 量子化学の基礎
量子力学の基礎方程式(シュレーディンガー方程式)を作り、その性質を調べ、さらに理論に基づく予想と実験とを比較する。シュレーディンガー方程式を境界条件のもとに解くと、波動関数と離散的なエネルギー準位が得られる。水素原子が離散的エネルギー準位を持つ理由を電子の運動と結びつけて理解する。
【キーワード】
波動関数、変数分離解、シュレーディンガー方程式、ハミルトニアン、固有値方程式、固有値、確率密度、独立粒子近似
担当講師:橋本 健朗(放送大学教授)