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つれづれなるままに日暮らし

諫早湾 和解勧告

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漁業者(ぎょぎょうしゃ)と

  • 開門を命じた福岡高裁(ふくおかこうさい)の確定判決(かくていはんけつ)を「棚上(たなあ)げ」する代わりに、開門を求める漁業者(ぎょぎょうしゃ)に国が解決金を支払(しはら)うことも提案(ていあん)した。
  • 漁業者らは、「ギロチン」と呼ばれた諫早湾の閉め切りで有明海の環境が悪化し、魚や貝、ノリが不漁になったと訴(うった)えている。福岡高裁が漁業者の主張を一部認めて国に開門を命じた判決は、国が上告(じょうこく)せずに確定した。

営農者(えいのうしゃ)

  • 干拓地で農業を営む人たちが、湾を閉め切った潮受(しおログイン前の続きう)け堤防(ていぼう)の排水門(はいすいもん)を開けないよう国に求めた裁判(さいばん)で、長崎地裁(ちさい)が「開門せずに有明海(ありあけかい)の環境改善(かんきょうかいぜん)を」と勧告した。
  • 営農者(えいのうしゃ)らは門を開けると農地が塩害(えんがい)を受けるなどと訴え、長崎地裁は国に開門を禁じる仮処分(かりしょぶん)を出した。国は、異(こと)なる裁判所から、相反(あいはん)する義務(ぎむ)を負っているんだ。

公金(こうきん)の支出が止まらない現状を長崎地裁は「異常(いじょう)な事態(じたい)」と指摘。国が開門以外の方法による有明海再生策(さいせいさく)を示し、解決に乗り出すよう求めたのが今回の勧告なんだ。

諫早湾干拓、開門しないことを前提の和解勧告 : 社会 : 読売新聞 ...