出所:勝間和代オフィシャルメールマガジン 〔*〕
9月に入って、少し涼しくなってきました。自転車を10キロくらい漕いでも、汗ばまなくなってきたので、自転車で移動する機会が増えています。
そして、毎日便利に使っているのが
「ノーパンクタイヤ」
です。空気の代わりに、ジェルやウレタンを詰めているものです。私のは、ウレタンタイプです。
クッション性が悪いとか、重いしスピードが落ちるとか、自転車やタイヤが痛みやすい、ということで
「ノーパンクタイヤ」
で検索すると、否定的な意見が専門店や専門家からは多いのですが、一方、ユーザーから見ると、正直
「こんなに便利なものはない」
という感じでした。
まず、なんといっても
「だいたい、自転車で家を出るときには、5-10分を争っているときなのだから、その時にいちいち
『空気はいっているかなぁ、あれ、抜けていた、入れないと』
というプレッシャーから解放される」
というのは大きいです。これまで、何度急いで空気を入れて、タイヤのリムでうっかり手を切ったことか!!!
次、都内の一般道を走るときには、車道の一番左を走りますが、まぁ、はっきりいって、ゴミだらけです。平気でガラスのかけらとかありますから、けっこうな頻度で空気タイヤはパンクします。で、一番近い自転車店まで引っ張っていって、そこで応急処置をしてもらって、あとでタイヤやチューブを交換しますが、これがけっこうな手数がかかります。
そのパンクのリスクがなく、最近できた
「車道の端にあるブルーのラインでかかれた自転車道」
を走ることができるのは、本当にありがたいです。もちろん、整備された自転車道を走る分には、おそらく、ノーパンクタイヤのメリットはあまりないと思います。しかし、私が実際に走るのは、ゴミだらけの都内の道なんです!!!!
まぁ、とにかく、人によって求めるリスク・リターンが違うので、自分で判断していくしかないかなぁ、と思っています。
私はお店でノーパンクタイヤの存在を知って、検索する前に取り替えてしまったのですが、おそらく、検索して、さまざまな否定的な意見を見ていたら、躊躇したかもしれません。
しかし、こういった否定的な意見が書かれたときのノーパンクタイヤと、いまの技術はまた、何段階か変わっているらしく、昔のノーパンクタイヤのイメージでいまのノーパンクタイヤを判断するのはまた、混乱をまねくなーーー、と思います。
結局何もかも、自分で決めるしかないんですよね。しみじみ。ちなみに、クッション性の悪さは、サドルにジェルシートを敷くことで、カバーしています。
とりあえず、ノーパンクタイヤに「私は」満足している、という話でした。