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茨城県議選、自民現職10人落選 統一地方選の前哨戦:日本経済新聞

茨城県議選、自民現職10人落選 統一地方選の前哨戦:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA112850R11C22A2000000/ 

来春の統一地方選の前哨戦となる任期満了に伴う茨城県議選(定数62)が11日、投開票された。自民党は公認候補45人と推薦候補2人の計47人の全員当選を目標に掲げたものの現職10人が議席を失った。現有44議席から9議席減らし、35議席にとどまった。
立憲民主党は3人を擁立し議席増を目指したが、現職2人の当選におわった。岸田文雄政権への批判を追い風にできなかった。日本維新の会は初の議席を獲得した。
当選者の内訳はこのほか公明党4人、共産党1人、国民民主党3人、地域政党のつくば・市民ネットワーク1人、無所属15人だった。投票率は38.54%と過去最低で、3.32ポイント下がった。
茨城は「保守王国」といわれ、改選前の県議会では自民会派がおよそ7割を占めていた。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題などが相次ぎ、岸田内閣の支持率は低下している。
同県選出の葉梨康弘前法相は死刑執行に絡む失言で11月に閣僚を辞任した。これらが現職10人の落選に影響した可能性がある。
自民党は自民会派入りを希望する無所属の新人を取り込み、議会での勢力維持をめざす。森山裕選挙対策委員長は12日、首相官邸で「現有議席はしっかり確保できていくのではないか」と語った。
公明党は公認候補4人が全員当選した。共産党は4人を擁立したが、当選は現職1人と後退した。国民民主は公認候補の現職3人が議席を維持した。