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つれづれなるままに日暮らし

『おくのほそ道』の真髄 ~芭蕉自筆本に基づく新研究~

250年ぶりに発見された芭蕉自筆の『おくのほそ道』を読み解くと、成立過程と連句の形式をとった全体構成が明らかになる。陸奥から出羽・日本海側を巡る150日450里の旅から4年も経って『おくのほそ道』を書き始め、自筆で清書してから半年推敲してようやく完成させた。「不易流行」を着想したと思われる出羽三山を実際に歩いてみて、50韻形式を踏まえた5部構成を解明すると、『おくのほそ道』の思想と古典を作り上げようとした芭蕉の思いが浮かび上がる。

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