混沌とした室町期。当時の画壇にフィットせず「落ちこぼれ」の雪舟。後世に残る画聖はいかにメジャーになったのか?おきて破りの大胆さを貫いた雪舟のサバイバルの知恵とは
国宝6点、他の画家に比べダントツに多い雪舟。だが若き雪舟は足利将軍の求める京都で主流の繊細な絵が描けなかった。転機は失意の中、都を去り山口大内氏の元で本場中国に渡ったこと。彼の地で「逸脱と非常識な画」を吸収し運命が変わっていく。そのより所となったセルフブランディング術とは?報道とエンタメ…対極にみえる世界を知る古舘伊知郎と画才あふれる中川翔子が雪舟の自己プロデューステクニックを徹底解剖、語り尽くす