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つれづれなるままに日暮らし

日米英蘭、沖縄南方で共同訓練 英空母「クイーン・エリザベス」は韓国入港を急きょ取りやめ 識者「文政権は中国と波風を立てたくないのか」(夕刊フジ) - Yahoo!ニュース

 自衛隊と米軍、英軍、オランダ軍が、沖縄の南方で共同訓練を実施した。中国共産党政権の軍事的覇権拡大を牽制(けんせい)するもので、英海軍最新鋭空母「クイーン・エリザベス」を中核とする打撃群も参加した。同空母が日本周辺で自衛隊と訓練したのは初めて。こうしたなか、クイーン・エリザベスの韓国・釜山入港が急きょ取りやめになった。一体、これは何を意味するのか。
「地理的距離にこだわらず、普遍的価値を共有できる国との連携強化は必要不可欠だ」
海上自衛隊第2護衛隊群司令の今野泰樹海将補は24日、護衛艦「いせ」艦内で、こう強調した。普遍的価値とは4カ国に共通する「自由」「民主」「人権」「法の支配」とみられる。米軍主催の大規模広域訓練2021は24日に行われ、防衛省は25日に公表した。
米英は訓練に、日本も導入を決めている短距離離陸・垂直着陸が可能な最新鋭ステルス戦闘機F35Bも投入した。クイーン・エリザベスのスキージャンプ式甲板から、F35Bが次々と飛び立った。
航空自衛隊と米空軍のF15戦闘機、米英のF35Bが戦闘訓練を展開した。米海軍はF35Bが発着艦できる強襲揚陸艦アメリカ」を投入。いせには、クイーン・エリザベスの艦載ヘリコプターと、米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイが着艦した。
クイーン・エリザベスは5月に英ポーツマスを出港。9月には神奈川県の米海軍横須賀基地に入る。その前に韓国・釜山に寄港する予定だったが、日程が変更されたという。
韓国国防部は25日、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、クイーン・エリザベスの釜山入港を取りやめたと発表した。ただ、英空母打撃軍と韓国海軍は30日から9月1日にかけ、韓国東側の日本海上で、人道支援や災害救助に関する合同訓練を実施するという。
米軍主催の共同訓練と、英空母の釜山入港を取りやめをどう見るか。
評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は、共同訓練について「これまで世界の覇権を握ってきた米国も、アフガン撤退では『失策』『凋落』が指摘されている。日本や英国と連携することで、その強固な関係を中国に見せつけた。自由主義陣営として、中国共産党政権に覇権を握られてはならないと、断固対峙(たいじ)する姿勢を鮮明にした」と指摘する。
そのうえで、韓国について続けた。
「韓国は、中国が最大の貿易相手国であり、これまでも、親分子分のような関係を続けてきた。文在寅ムン・ジェイン)政権は中国側ににらまれるのを恐れて、新型コロナを口実として、あえて波風を立てないように振る舞ったのではないか。今後も自由主義陣営と中国との間で、中ぶらりんで居続けるだろう」 
日米英蘭、沖縄南方で共同訓練 英空母「クイーン・エリザベス」は韓国入港を急きょ取りやめ 識者「文政権は中国と波風を立てたくないのか」(夕刊フジ) - Yahoo!ニュース