昭和の選択 「立憲政治を守れ!犬養毅 “憲政の神様”の闘い」
昭和7年、五・一五事件で青年将校らの凶弾に倒れた犬養毅。“憲政の神様”と呼ばれた政治家は、立憲政治を守るため藩閥や軍と対決。その生き様が今問いかけるものとは?
昭和7年5月15日、海軍青年将校らの凶弾に倒れた首相・犬養毅。“憲政の神様”と呼ばれた政治家は、なぜ殺害されなければならなかったのか。議会開設以来、一貫して立憲政治を守るために闘ってきた犬養。大正時代には軍の兵力増強要求を、政党勢力を結集して阻止。満州事変では、中国に密使を送り和平工作に奔走した。死の二週間前、軍の暴走を徹底批判したラジオの肉声。犬養の壮絶な生き様は、現代に何を問いかけるのか?
犬養毅 / 提供 犬養木道記念館 デスマスク / 提供 犬養木道記念館
【司会】磯田道史,杉浦友紀,【ゲスト】作家/明治学院大学 教授…高橋源一郎,ノンフィクション作家…堀川惠子,帝京大学文学部 教授…小山俊樹,【語り】松重豊