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つれづれなるままに日暮らし

第2回 日本列島の原始から古代へ @ 日本の古代中世(’17)

日本の古代中世(’17)

【講義概要】
日本の古代と中世の歴史を、基本となる史料や史跡のあり方や国際的な交流との関わりから探る。時代としては、日本列島のはじまりから16世紀までの、国家が形成・整備され、やがてその仕組みが衰退し、地域社会が表面化するなか、再び統一政権が登場するまでを扱う。とくに列島の古代中世史像は、発掘調査の成果や様々な新史料の発見によって変貌しつつあり、活発に越境した国際関係や各地域の歴史の実像が掘り起こされて、多元的に見直されている。こうした最新の動向をふまえて、東アジアの国際関係のもと、史料や史跡に焦点をあてながら、日本列島のあたらしい古代中世史をたどる。

第2回 日本列島の原始から古代へ 

岩宿・三内丸山・吉野ヶ里遺跡など、旧石器・縄文・弥生時代の発掘成果から列島の社会像を見直し、中国史書が伝える歴史像と突き合わせる。また、古墳時代の稲荷山古墳鉄剣や「宋書倭国伝」が語る列島像を、磐井の戦いにみる国際関係とともに再検討し、倭国の大王と地方豪族との関係を複眼的に見直す。
【キーワード】
旧石器時代縄文時代弥生時代古墳時代倭国、岩宿、三内丸山、吉野ヶ里遺跡、稲荷山古墳鉄剣銘、「宋書倭国伝」、磐井の戦い、大王と地方豪族

担当講師:佐藤 信(東京大学名誉教授) 

宋書倭国伝 

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