奇跡の星「呼吸する惑星」
ウィル・スミス出演!地球の神秘に迫ったドキュメンタリー・シリーズの第一回。
「地球の肺」と呼ばれる、アマゾンの熱帯雨林。熱帯雨林は大量の酸素を生み出しているが、実際には、アマゾンに生息する膨大な数の生物が、大半の酸素を消費してしまう。では、地球上に生きるすべての生物にとって十分な量の酸素は、どこで生まれるのか?鍵を握るのは、熱帯雨林にある「空を流れる川」だという。いったいどのようなメカニズムで、酸素は生まれているのか…?
前編に引き続き、地球上の生命に欠かせない酸素は、どのように生まれるのか、その謎に迫る。
地球の酸素のカギを握るのが、海底の「珪藻(けいそう)」という微生物だ。珪藻の繁殖に関係しているのが、氷河。氷の中の岩には、珪藻の栄養分が含まれている。氷河が崩落すると、大量の栄養分が海に投げ込まれ、珪藻は大繁殖。その結果、大量の酸素が生み出されるのだ。そして、アフリカの砂漠も珪藻と深い関係があるという。さらに、大気中の酸素の割合が、大昔から変わらない不思議についても検証する。
(アメリカ2018年)