altgolddesu’s blog

つれづれなるままに日暮らし

がん治療“光免疫療法” 小林久隆(米国立がん研究所・主任研究員)

Google News

日本人が発見!リモコンの光で がん治療“光免疫療法”

最新のがん治療に迫る!

オバマ米大統領が称賛 “光免疫療法”とは

治験の現状と実用化までの課題

ほかの最新がん治療法も紹介

ゲスト

小林久隆(米国立がん研究所・主任研究員)

永山悦子(毎日新聞編集委員

報道1930 (*)

北海道大学・米国国立がん研究所・名古屋大学,島津製作所が狙った細胞のみを殺す光リモコンスイッチの開発にはじめて成功 〜副作用の少ないがん治療への貢献に期待〜
インナビネット-2018/11/06
北海道大学大学院薬学研究院の小川美香子教授(JST戦略研究推進事業さきがけ研究者兼任)・米国国立がん研究所の小林久隆主任研究員らの研究グループは,(株)島津製作所名古屋大学高等研究院・大学院医学系研究科の佐藤和秀S-YLC特任助教JST次世代研究者育成プログラム)らと共同で,新規のがん治療法である光免疫療法の治療メカニズムに関する研究を行い,光免疫療法は,全く新しい光化学反応を用いた細胞の殺傷方法であり,近赤外光が狙った細胞上にある「デス・スイッチ」をONにして選択的に殺すことができることを証明した論文を発表した。

光免疫療法ではIR700という化学物質を抗体に結合させた薬剤を用いる。研究グループは光反応によるIR700の化学構造変化に着目し,質量分析装置・原子間力顕微鏡などによる解析を行った。この結果,光化学反応によるIR700の化学構造変化とそれによる物性変化が,抗体の結合した細胞を殺す「デス・スイッチ」の本体であることを突き止めた。光免疫療法では,がん細胞膜上で近赤外光のリモコンでこのスイッチをONにすることで,がん細胞膜のみ殺傷することができる。

なお,本研究成果は,米国東部時間2018年11月6日(火)公開のACS Central Science誌に掲載された。

がんサバイバー・クラブ - オバマ前大統領も期待! 光免疫療法でがんは ...
https://www.gsclub.jp/tips/7539
2018/09/06 - 米国の国立衛生研究所(NIH)の主任研究員、小林久隆さんが開発した療法で、2012年には、当時のオバマ大統領が一般教書 ... 国立がん研究センター東病院で行った光免疫療法の治験の対象は、頭頸部のがんのうち、がん細胞の表面にEGFRというタンパク質があるタイプのがんだ。 ... 治療の安全性を確かめる目的で2018年3月から実施された国立がん研究センター東病院での治験でも、患者数は数例だが、 ...

光免疫療法*