やっぱり土曜は寅さん『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』寅さんが娘のため坊さんに!?
寅さん、寺の美人娘に一目惚れ！住職の代役で大活躍！本気で婿養子・仏門入りを考える!?娘も寅さんに好意を寄せ…恋の結末は？マドンナに竹下景子。シリーズ第32弾(1983年)
解説
博の父親の墓参りに岡山県備中高梁に立ち寄った寅次郎。寺の住職の美しい娘に一目惚れ、住職とも意気投合し、そのまま寺に居ついてしまう。そんな中、父親の三回忌にさくらたちがやって来て…。一方、住職の一人息子は写真家になるという夢を叶えるため大学を辞め東京へ。そんな中、住職が寅次郎を婿養子にしたいと娘に話しているのを聞いてしまった寅次郎。果たしてどうなる!?『男はつらいよ』シリーズ第32作。
解説つづき
主人公の車寅次郎を『キネマの天地』の渥美清、妹さくらを『駅 STATION』の倍賞千恵子が演じる。その他出演陣は下條正巳、三崎千恵子、吉岡秀隆、前田吟。ゲストは中井貴一、杉田かおる、松村達雄、レオナルド熊、石倉三郎、あき竹城、穂積隆信、長門勇と豪華メンバー。今回のマドンナ、蓮台寺の出戻り娘を竹下景子。
監督・原作は『幸福の黄色いハンカチ』『家族はつらいよ』の山田洋次。
ストーリー
博（前田吟）の父・ひょう一郎の墓参りにと備中高梁にやって来た車寅次郎（渥美清）。そこで寺の住職（松村達雄）の娘・朋子（竹下景子）と出会い一目惚れ。勧められるまま寺へ上がり、お茶を一杯からお酒となり…。翌日住職が二日酔い。代わって法事を買って出た寅次郎は見よう見まねで事を進め、それが大好評！そんなある日、ひょう一郎の三回忌でさくら（倍賞千恵子）一家は備中高梁へ。
その法事で住職の横で木魚を叩いていたのはなんと寅次郎だった！その姿に驚きを隠せないさくらたち。一方、朋子の弟で大学生の一道（中井貴一）は、写真家になる夢を叶えるため無断で学費をカメラにつぎ込み、怒った住職に勘当され寺を飛び出し東京へ。そして一道が出ていった寺では、住職が朋子に「寅さんを養子にもらうか」。それを偶然聞いてしまった寅次郎は…。
