人間に似せたロボット「アンドロイド」の研究が、いま革新的な成果を上げつつある。これまでアンドロイドには独特の不気味さあったが、いまやアンドロイドを人間社会に持ち込み、どんな変化が起きるのかを検証するステージに突入している。今回、文豪・夏目漱石をアンドロイドで復活させ、教鞭をとらせる一大プロジェクトに密着。さらに最新の研究成果を通じて、人間の認知行動のしくみや「人間とは何か」という壮大な問いに迫る。
テレノイドを体験
人間に似せたロボット「アンドロイド」。最近、さまざまな施設や店舗などで見かける機会も増えてきた。
去年、発表された夏目漱石のアンドロイド。デスマスクから顔をかたどり、孫の夏目房之介氏が声を担当した。教鞭にたって授業を行ったが、学生の反応は?
CGで作った架空の女子高生「SAYA」。人間がロボットを見て不気味と感じる「不気味の谷」をついに超えたのでは、と話題になった。その制作のポイントとは?
サイエンスZERO (*)