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つれづれなるままに日暮らし

きもの 千年のトキメキ

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江戸時代風の友禅染め(レプリカ)

 今週の、ヒストリアのテーマはズバリ「着物」です。

 毎年お正月が来ると、初詣や成人式など、着物姿で町行く人を見かけることが増えますよね。しかし、現代の私たちが「着物」と呼んでいる服は、その昔「小袖」と呼ばれるいわゆる下着だったってご存じでしたか?

 その下着を普段着に変えたのが戦国時代のファッションリーダー、織田信長その人です。信長の好んだ小袖を着こなすラフなスタイルが、一気にメジャーになったものと言われています。やはりいくさ上手な人というのは、「自分をどう見せるか」という演出力にもすぐれていたんでしょうか。信長の持って生まれたセンスにほれぼれしちゃいます。

 私も今回スタジオで2着、ロケ先で1着の着物を着させていただきましたが、中でも友禅染の着物は本当に胸が躍りました。裕福な家の娘たちだけが着ることができたという華やかな着物を身にまとうと、まるで漫画の世界のお姫様になったようで、子どものころに戻ってハシャいでしまいました。

 ほかにも京都の古寺や岐阜の地歌舞伎の博物館に眠る大変貴重な着物、そんな見るだけでも楽しい美しい着物をたっぷりご紹介いたします。女性は画面から目が離せないかもしれませんよ。そして、いつもよりテンション1.5倍の心トキめく私も見られます。(恥)

 日本人が千年間はぐくんできた美の結晶「着物」の秘話をお楽しみください。

カイガラムシの巣

モーブ 科学染料

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