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つれづれなるままに日暮らし

「胃瘻造設術」4割ダウンで“造りっ放し”に歯止め

□■ 「胃瘻造設術」4割ダウンで“造りっ放し”に歯止め ■□

 2014年度診療報酬改定で、胃瘻造設に関連した点数が大きく見直されました。
胃瘻造設術の1万70点は6070点へ引き下げ。さらに算定には、造設術件数が年間
50件未満、もしくは年間50件以上の場合は(1)術前の嚥下機能検査の全例実施と
(2)胃瘻造設・鼻腔栄養患者の経口摂取回復率35%以上―を満たすことという要
件が新たに加わります。

 年間50件以上造設している施設で(1)と(2)を満たせない場合、2015年4月
以降、点数はさらに2割減の4856点となります。一方で、新設されたのが「胃瘻
造設時嚥下機能評価加算」(2500点)。これにより、嚥下評価の普及に期待もか
かります。

 漫然とした胃瘻造設に歯止めという厚生労働省の狙いと裏腹に、“造設控え”
が起こるのではないかといった見方も広がっています。果たしてどちらに転ぶの
かは今後を注目しなければなりませんが、まずは改定の中味を紹介します。

◆リポート◎「胃瘻造設術」の点数4割ダウン
胃瘻の“造りっ放し”に歯止め
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_213767_18179_4