出所:勝間和代オフィシャルメールマガジン 〔*〕
豆は体にいい、こちら、小さい頃から言い聞かされて育っています。その割には、私たち、豆を食べません。もちろん、豆腐やもやしの形では食べますが、豆そのものの形では、なかなか食べません。
なぜだろうと思って、少し調べてみました。そうすると、やはり
−調理に時間がかかる
−えぐみがある
が2大要素みたいです。なので、主に穀物がとれにくい地域が主食の代わりにするとか、ベジタリアンが動物性タンパクの代わりにするとか、そんな感じで
「次善の策」
扱いだからのようです。
要はそうすると、
−時間がかからず
−おいしい
ということがわかれば、いいわけですよねーーーー。
で、で、じゃじゃーーーーん。私がその点、解決したのは
でした。大豆を高圧で30分蒸して、食べたときには感動したのですが、さらに感動したのは、インゲン豆系を
「59分」
蒸したときのおいしさです。なぜ59分かというと、それがうちの電気圧力鍋の最長時間だからです。
白花豆とか、これまでスロークッカーや圧力鍋で一晩かけて戻していたときには、実は調理時間が足りなかったのだとわかりました。59分かけると、焼き芋のように、ねっとりとおいしくなります。
大豆系は、乾燥豆の段階でなんと、35%がタンパク質。ゆでるとだいたい2〜2.5倍くらいになりますから、それでも、16%がタンパク質です。一方、脂質は9%、炭水化物は10%しかない。
豚肉は、タンパク質は同じくらいですが、脂質は脂身つきだとほぼ倍くらいの、16〜18%くらいあるようです。
インゲン系は、タンパク質は9%くらいに落ちますが、脂質が1%くらいと少ないです。炭水化物は22-24%くらいあります。
ちなみに、白米の場合は、炭水化物が30%ちょっとくらい、タンパク質は3%くらい、脂質は0.5%くらいです。
なので、たとえば糖質を1食で40g以下に抑えたいと思ったときに、白米を食べるとけっこう簡単に超えてしまいますが、大豆やインゲン豆だと、その2-3倍、食べてもいいことになります。
というわけで、私は毎日、大豆か、インゲン系の豆を、圧力鍋で炊いておくことにしました。で、ご飯のように、おかずと食べたり、カレーやシチューをかけたり、味噌汁に入れたりします。サラダにも入れます。
特に、これまでインゲン系の豆はおいしいと思って食べたことは正直、あまりなかったのですが、59分蒸しを発見してから、まったく印象が変わりました。バランスよく、タンパク質と甘みが合わさっていて、大豆系より飽きないで、おいしいです。
また、玄米といっしょに圧力鍋で炊き合わせてもおいしいです。
とにかく、いろいろ、試してみてください。豆のある人生、いいですよーーー。