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むた=むさ?
さて、これと「むさ」は関連するのだろうか。
「むさ」も地形由来だろうか。
奈良の「むさ」はどうだろう。
岡山の「むさ」はというと、同じく、
縄文時代には岡山平野は「吉備の穴海」だったから、湿地。
弥生時代に稲作が盛んになり湿地が水田となり、そこに村ができた。
むさ=むた=むら、そういうことだろうか?
牟佐大塚古墳、6C末
西に旭川、旭川対岸に宗谷山、北には高倉山、南に竜の口山
直径40m、高さ10mを上回る大型の円墳で、墳丘の中心部分に全長18m、最大幅2.8m、最大高3.2mを計る横穴式石室が南向きに設けられている。
石室の規模の巨大さから巨石墳と呼ばれ、出土物が不明だが六世紀末の築造と推定される。巨石は花崗岩。
石室の奥には家形石棺が安置してあり、石材は備中南西部(井原市)産出の貝殻凝灰岩「浪形石」。
被葬者は不明。交通の要衝だから吉備国造ランクの人、吉備上道氏など。
地名の「牟佐」は大和高市郡牟佐坐神社から来た身狭村主に由来するという説があるが、その根拠は不明。