altgolddesu’s blog

つれづれなるままに日暮らし

金星の観測衛星

ガリレオX 第247回「2021年金星の旅 新発見の姿と生命の可能性」

科学や科学技術に関わる新しい動向や注目の研究を、「深く・わかりやすく・面白く」伝える科学ドキュメンタリー。

web-wac.co.jp 

いちばんぼし見〜つけた!と幼い頃の思い出。その星はほとんどの場合、金星である。 地球から最も近い惑星である金星は、その全球を覆っている“雲”が太陽光をよく反射することで、太陽と月を除く天体として最も明るく輝いている。一番星であるのも地球から近く、明るいことに起因しているのだ。 そして金星が近い存在であるのは、距離だけではない。 直径は地球の0.95倍、重さは地球の0.82倍、またその内部構造も地球とほぼ同じであると考えられており、「地球の双子星」と称されるほど、地球に“似ている”星なのだ。 しかし一方で、未だ謎多き惑星でもある。前述の通り全球を雲が覆っているためだ。そんな謎多き惑星「金星」を調べる研究から、今、新事実が続々と発表されている。中には、なんと地球外生命の可能性も示唆されているというのだ。 金星探査機あかつきや、アルマ望遠鏡の観測結果から見えた、金星の本当の姿に迫る。

金星、その厚化粧の下で
全球を覆う厚い雲が金色に輝くことで、古代ローマでは女神ヴィーナスとして崇められ、現在でも美しさの象徴を司る金星。しかし、そんな美しい雲の下に隠された金星の素顔とも言える地表面は、とんでもない形相だ。もし仮に私が生身で金星に降りたとする。
するとどうだろう?おそらく地表面にたどり着く前に灰に・・・いや灰にすら残らないのかも知れない。そのような過酷な環境を地球上で実験することで再現し、金星が如何なる星なのか金星の正体に迫る。

金星探査機あかつきによる成果
2010年に打ち上げられた金星探査機あかつきは、メインエンジンの故障によって金星の周回軌道に入れずにミッションは失敗と思われた。しかし研究者達の不屈の闘志によって、5年後、金星探査機あかつきは金星の周回軌道へ再アタックし、なんと成功させる。それも姿勢制御用のエンジンのみでだ。その結果、あかつきはこれまでにない金星のデータを得ることができた。そして観測データから金星の最大の謎が解明されたという。
金星探査機あかつきが歩んできた11年という歳月に渡る金星への旅。その軌跡と成果を知る。

金星に生命の可能性?鍵を握る物質”ホスフィン”
地球外生命は本当にいる!?
まるで1970年代のオカルトブームを思い出す言葉だが、それが現実になるかも知れない。
地球上では生命のみが生成する物質”ホスフィン”が、金星に存在するかも知れないという観測結果が発表され、現在、論争が巻き起こっているのだ。その観測結果とはどのようなものなのか?
そしてその発見は、私たちにどのような期待を抱かせてくれるのだろうか?

地球外生物 金星生命
レトロなB級映画で見るような地球外生命は、まるでタコのようなヌルっとした姿で地球を侵略しにくる。では金星にいるかもしれない生物は如何な姿をしているのだろうか?
それをフィクションではなく、科学的知見に基づいて検証する学問が宇宙生命学、アストロバイオロジーだ。そしてアストロバイオロジーの研究者が描く金星に存在する地球外生命とはどのようなものなのか?トンデモ話ではない科学的な地球外生命の姿に迫る。

主な取材先
JAXA あかつき プロジェクトサイエンティスト 佐藤 毅彦さん
北海道大学 堀之内 武さん
東京工業大学 関根 康人さん
国立天文台 平松 正顕さん
沼津深海水族館
CHICAMA 

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natgeo.nikkeibp.co.jp 

探査機は2機あり、一つは

ダヴィンチ・プラス(DAVINCI+)」という名で、二酸化炭素と硫酸の雲で覆われた金星の有毒な大気を調べる。もう1機は

ベリタス(VERITAS)」といい、金星の表面の詳細な地図を作成し、その地質学的な歴史を再現したいと考えている。

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