みどころ
聖徳太子は、日本という国の基礎を築いた優れた政治家であるだけでなく、日本に仏教の黎明を導いた実質的な開祖として、尊崇と敬愛の対象であり続けてきました。本展では、聖徳太子にまつわる美術作品をとおして、時空を超え変貌を遂げていく太子のものがたりと、太子信仰を支えに現在まで伝えられた作品の移動のものがたりをたどります。さらに、香雪美術館が所蔵する作品の修理をクローズアップし、現在のわたしたちが未来へとつなぐものがたりも紹介します。
3つのものがたりをクローズアップ
◆ 1つめのものがたり 太子の伝記 ◆
時とともに変貌を遂げていく太子の伝記、その様子をたどります。
◆ 2つめのものがたり 作品の来歴 ◆
太子信仰を支えに現在まで伝えられた作品の来歴を追跡。
◆ 3つめのものがたり 作品の修理◆
現在のわたしたちが未来へとつなぐものがたりに思いを巡らせてみます。
記念講演会 1
石井 公成さん(駒沢大学教授)
「三経義疏<さんぎょうぎしょ>から浮かびあがる聖徳太子の人間像」
2020年11月14日(土)14時~15時30分(13時30分 受付開始)
会場:中之島会館(大阪市北区中之島3-2-4中之島フェスティバルタワー・ウエスト4階、中之島香雪美術館隣)
参加料:500円(展覧会観覧には別途入館料が必要)
※状況により中止の可能性があります
記念講演会 2
米倉 迪夫さん(東京文化財研究所名誉研究員)
「聖徳太子信仰の場と太子絵伝<たいしえでん>の制作」
2020年11月28日(土)14時~15時30分(13時30分 受付開始)
会場:中之島会館(大阪市北区中之島3-2-4中之島フェスティバルタワー・ウエスト4階、中之島香雪美術館隣)
参加料:500円(展覧会観覧には別途入館料が必要)
※状況により中止の可能性があります