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つれづれなるままに日暮らし

約3,100年前に起(お)きた神山(かみやま)の水蒸気爆発(すいじょうきばくはつ)による土石流(どせきりゅう:注2)

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箱根火山(はこねかざん)の中にあるカルデラ湖(こ:注1)で、標高(ひょうこう)724mに位置(いち)し、周囲(しゅうい)19km、面積(めんせき)6.9km2、最深部(さいしんぶ)は43.5mもあります。
芦ノ湖(あしのこ)が誕生(たんじょう)したのは、今から約3,100年前に起(お)きた神山(かみやま)の水蒸気爆発(すいじょうきばくはつ)による土石流(どせきりゅう:注2)が、当時(とうじ)仙石原(せんごくはら)に流(なが)れていた川をせきとめて、その上流(じょうりゅう)に水がたまり、湖(みずうみ)になりました。
芦ノ湖(あしのこ)の豊(ゆた)かな水は、江戸時代(えどじだい)に作られた深良(ふから)水門から取水(しゅすい)され、ずい道内(どうない)を通って、静岡県側(しずおかけんがわ)へ1日15万トンも流(なが)れ出(で)ています。この豊(ゆた)かな水は、周囲(しゅうい)の山々に降(ふ)った雨が浸透(しんとう)して地下水となり、芦ノ湖底(あしのこてい)から多量(たりょう)の地下水として湧(わ)き出(だ)しているものと考えられます。 また、芦ノ湖(あしのこ)には、その昔には湖面上(こめんじょう)に立(た)ち枯(が)れの大杉(おおすぎ)などが立っていました。この杉(すぎ)が湖面(こめん)に映(うつ)る姿(すがた)がちょうど逆(さか)さに見えることから「逆(さか)さ杉(すぎ)」と言われています。今では湖面上(こめんじょう)に杉(すぎ)は見られませんが、湖底(こてい)にはたくさんの大木や立ちあがった幹(みき)が確認(かくにん)されています。