授時暦(じゅじれき) 中国暦 元の郭守敬・王恂・許衡らによって編纂 太陰太陽暦の暦法
1太陽年をグレゴリオ暦と同じ365.2425日とし、1朔望月を29.530593日
ただし、授時暦の方がグレゴリオ暦より300年以上早く制定されている)。
計算法に招差法(三次内挿法)で太陽・月の不等が求められ、
弧矢割円術(球面三角法)で黄経・黄緯と赤経・赤緯の換算が行われた。
1太陽年の長さが微妙に変化するという歳実消日法(100年ごとに0.0002日減少させる)を採用、さらに正式に上元積年法を廃止して近い任意の年を暦元とし、定数の端数の分母を一万で表す万分法(小数表記に類似)を使うなどしている。
恒星年= 3652575 (周天) = 約 365日6時間9分 10秒=365.2575日
->地球が,太陽の周囲を1公転する時間。
太陽年(solar year)= 3652425 (歳実)= 365.242189 日=365.2425日 #消長法により変動
->太陽が黄道上の分点(春分・秋分)と至点(夏至・冬至)
朔望月(さくぼうげつ、synodic month)= 295305.93(朔実)÷10000(日周)=29.530593日
->朔(新月)から次の朔、あるいは望(満月)から次の望までの期間
->朔とは太陽と月の合(黄経差が0°)、望は太陽と月の衝(黄経差が180°)
->平均値は朔望月が29.53日,満月の月齢が14.77
近点月(きんてんげつ anomalistic month)= 275546 (転終)= 平均27.554 5505日(27日13時18分33.16秒)=27.554600日
->月がその公転軌道上の近地点(地球に最も近い点)から軌道を一周して再び近地点まで戻るまで
交点月= 272122.24(交終)÷10000(日周)=27.212224日
->月軌道の、黄道面(地球の公転面)に対する交点
日食が約18年の周期で見られることが、古くバビロニアの時代から知られています。
これをサロス周期と呼んでいます。
1300年以上前から私たちのくに、日本で使われてきた伝統暦である「和暦(旧暦)
自然暦である旧暦の仕組みや意味、こよみ関連の知識のほか、月にまつわる情報も紹介します。