備前国式内式外の古社128社のうち、浅川と西祖の境に福岡神社、吉井に石津神社の2社があり現在も氏神として祭られています。
平安時代後期に郷内に福岡荘が立荘しました。
浦間の金黒谷、西祖の山方前一帯は大きな鉄の産地
嘉応2年(1170)、福岡荘の作麦畠注文案(『東寺百合文書』)に「百枝月村・吉井村・福原土居・今村・居都村」の地名が記載されています。
福岡荘に備前国 福岡神社が正一位福岡大明神福岡神社が正一位福岡大明神
古代に岡山市西祖の山方前と周辺に鉄産地が生まれ、鉄を吹くことに由来する福岡という地名が誕生したという推測