2019/05/08 - 中国や韓国の設備投資減退の影響を受けた三菱電機も過去最高だった前の期に比べ11%の減益でとどまった。 ... 村田製作所は19年3月期に過去2番目となる営業利益 2668億円を上げ、TDKは20年3月期に実質ベースで2期連続の営業最高益を見込む。 ... にあたる1989年の「電気機器」の貿易収支は7兆円超の黒字だったが、2018年は約1兆8000億円にまで縮小した。 ... かつては日本の電機産業の強さを象徴したテレビも、 中国や韓国の家電メーカーが低価格を武器に席巻。 .... PC版に切り替え.
2019年3月期に好決算が相次いだ国内電機大手。米中貿易摩擦などを背景に20年3月期は慎重な姿勢を見せる企業も少なくないが、稼ぐ力は着実についている。平成の30年で国内の基幹産業としての地位を低下させた電機産業。
中国や韓国の設備投資減退の影響を受けた三菱電機も過去最高だった前の期に比べ11%の減益でとどまった。
日立は20年3月期にも3期連続となる最高益を予想する。
日本電産も20年3月期に過去最高益を更新する見通しだ。
平成の30年間、日本の電機産業の地位は低下の一途をたどった。
象徴するのが貿易黒字額の縮小だろう。
財務省の「貿易統計」によれば、平成元年にあたる1989年の「電気機器」の貿易収支は7兆円超の黒字だったが、2018年は約1兆8000億円にまで縮小した。
日の丸液晶の最後のとりでとされたジャパンディスプレイ(JDI)も台湾と中国の3社連合の下で再建を目指すことになった。