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国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)を開発中の三菱航空機(愛知県豊山町)は27日、米連邦航空局のパイロットなどがMRJに搭乗する許可を同局から受けたと発表した。航空機の試験に知見の深い米当局の支援を得て、日本の国土交通省の安全性認証を迅速に取得する狙い。
米連邦航空局のパイロットは既に2回、MRJに搭乗したという。三菱航空機は認証を得る手続きの最終段階に当たる国交省パイロットによる飛行試験を今月上旬に米国で始めている。
三菱航空機は国交省の認証を得て、目標とする2020年半ばに初号機を納入したい考え。