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英国のウィリアムソン国防相は、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が英国の次世代通信規格「5G」通信網に参入することに対し、「重大で、非常に深い懸念を持っている」と述べた。英紙タイムズが27日に報じた。
同紙によると、英国の閣僚が参入に反対姿勢を示すのは初めて。英国では民間企業が5Gの整備で華為製品を一部排除しているが、政府レベルでも対応を検討する可能性がある。
同紙によると、国防相は華為の参入を認めれば中国のスパイ活動に使われる恐れがあると懸念しているという。米国やオーストラリアなど同盟国が華為の製品を事実上締め出す動きを強めているのを踏まえ、英国も安保上のリスクを抜本的に見直す必要性を示した。
カリフォルニアに本社を置く米電子機器テラ・イノベーションズ(Tela Innovations)社が12月19日、半導体リソグラフィ技術に関する特許権を侵害したとして、中国系PCメーカー大手レノボ(聯想)を米国国際貿易委員会(USITC)に提訴した。