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つれづれなるままに日暮らし

第15回 自然科学の展望:さらなる一歩へ向けて @ 自然科学はじめの一歩(’15)

自然科学はじめの一歩(’15)

本科目は、高等学校の「理科」および「数学」の教科と、本学の「自然と環境コース」が提供する導入科目とをつなぐ役割を期待するものである。自然科学に対する専門的知識を持たない人たちに、物質・エネルギー、生命・生態、宇宙・地球などの自然科学の諸課題における科学的な考え方と、数理・情報学の方法を解説したい。このことによって自然科学の諸分野への興味関心を高め、より具体的な学習への動機付けとなることを期待する。まず、現代の自然観の概要を述べたのち、物質・エネルギー、生命・生態、宇宙・地球、数理・情報などの各領域における学問的なアプローチの仕方を紹介し、最後に、それらの諸科学と社会との関わりを展望したい。

授業の目標
1. 自然科学への興味関心を呼び覚まし、自然現象に対する具体的なイメージを持てる力を養う。
2. 自然現象や科学技術に関連する事象を主体的に理解し、能動的に働きかける力を養う。
3. 科学諸分野を俯瞰することで、さらに進んで学習したいと思う分野を見定める力を養う。

第15回 自然科学の展望:さらなる一歩へ向けて

実際の科学研究は分野によらず、問いを立て、仮説を設定して検証し、結論を導き出すという一連の作業を通して進行する。さらに文献調査、論文執筆といった作業が伴う。また、研究を一人で進めることは稀であり、チームを組んで進めることがほとんどである。そこでは、対話を通して研究の流れを作り上げることが重要となる。今回は、将来の卒業研究等を念頭に科学研究の実際的な方法を紹介する。また、各講師から、自然科学各分野の今後の学習への展望を助言する。

【キーワード】
科学研究のサイクル、テーマ設定から論文執筆まで、自然科学学習

担当講師:岸根 順一郎(放送大学教授) 大森 聡一(放送大学准教授) 二河 成男(放送大学教授)