ハーバード日本史教室|ラクレ|中央公論新社
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中公新書ラクレ. ハーバード日本史教室. 佐藤智恵 著. 世界最高の学び舎、ハーバード大学の教員や学生は日本史から何を学んでいるのか。
『源氏物語』『忠臣蔵』から、城山三郎まで取り上げる一方、玉音放送を読み上げて日本の天皇制について考えたり、和食の奥深さを噛み締めたり......。
授業には日本人も知らない日本の魅力が溢れていた。アマルティア・セン、アンドルー・ゴードン、 ... 書誌データ. 初版刊行日2017/10/6; 判型新書判; ページ数256ページ; 定価本体820円(税別); ISBNコードISBN978-4-12-150599-6 ...
世界最高の学び舎、ハーバード大学の教員や学生は日本史から何を学んでいるのか。
『武士道』『忠臣蔵』から『メイド・イン・ジャパン』まで取り上げる一方で、「終戦の詔書」を読み上げたり、和食の奥深さを学んだり……。
授業には日本人も知らない日本の魅力が溢れていた。
アマルティア・セン、エズラ・ヴォーゲル、アンドルー・ゴードン、ジョセフ・ナイほか。ハーバード大の教授10人のインタビューを通して、世界から見た日本の価値を再発見する一冊。
【内容例】
ポーカーの名手として有名だった山本五十六/全米に「武士道」を伝えた新渡戸、羽織・袴でアメリカを闊歩した岡倉/なぜハーバードの教授は須坂藩大名、堀直虎に魅了されるのか/『忠臣蔵』は素晴らしい物語だ/長州と薩摩が明治維新を主導した本当の理由/ハーバードの教授が涙する被災地の物語/岩手県大槌町の「風の電話」から学生は何を学ぶのか/米国政府にも影響を与えた『ジャパン アズ ナンバーワン』/ハーバードも注目する世界最古の企業「金剛組」/日本が世界一の長寿企業大国である理由/「トルーマンと原爆」からの学びを米国企業で生かしたい/義理チョコとホワイトデーで盛り上がる授業/築地市場が象徴する「日本人の現場力」/聖徳太子の「十七条憲法」こそ民主主義の先駆け/アジアの模範となった日本の経済発展モデル
【目次】
序 ハーバード大学と日本人
第1講義 教養としての『源氏物語』と城山三郎
第2講義 『忠臣蔵』に共感する学生たち
第3講義 龍馬、西郷は「脇役」、木戸、大久保こそ「主役」
第4講義 ハーバードの教授が涙する被災地の物語
第5講義 格差を広げないサムライ資本主義
第6講義 渋沢栄一ならトランプにこう忠告する
第7講義 昭和天皇のモラルリーダーシップ
第8講義 築地市場から見えてくる日本の強みと弱み
第9講義 日本は核武装すべきか
第10講義 世界に日本という国があってよかった