その正体は,粒子なのか? 波なのか? 光の量子論*
協力 小芦雅斗、執筆 市田朝子(編集部)
光は,あるときは波としてふるまい,またあるときは粒子としてふるまう。
その正体は,いったい何なのだろうか?
300年の論争の末,科学者たちがたどりついた「光の量子論」にせまる。
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300年前 イギリス 物理学者 アイザック・ニュートン 太陽光 プリズム
オランダ 物理学者 クリスティアン・ホイヘンス 望遠鏡、望遠鏡の原理
- 1675年 - 『(収差を)補正された望遠鏡』(Astroscopia Compendiaria)を発刊、この中で空気望遠鏡を解説。
1807年 イギリス 物理学者 トマス・ヤング (1773〜1829) 波の干渉、回析
可視光線の波長 380ナノ〜770ナノメートル (nanometre : nm、10−9メートル (m) = 10億分の1)
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- 原子・分子の構造(0.1〜10 nmオーダー)
電波の波長 数十cm〜数m、可視光線の100万〜1000万倍
アインシュタイン光量子仮説 1905年 (*)