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つれづれなるままに日暮らし

律令国家の実像

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日本古代中世史(’11) , シラバス

日本の古代と中世の歴史を、基本になる史跡や史料のあり方や現代との関わりから探る。時代は原始時代から16世紀までの、国家が形成されて整備され、やがてその仕組みが衰退し、地域社会が形成されるなか、再び統一政権が登場するまでを扱う。特に 日本列島の古代中世史像は、発掘調査の成果や様々な新資料の発見によって変わりつつある。活発に越境した国際関係、各地域の歴史の実像が掘り起こされ、古代中世史が多元的に見直されている。こうした動向をふまえ、東アジアの国際関係のもと史跡や史料に焦点をあてながら、あたらしい日本列島の古代中世史をたどりたい。

第4回 律令国家の実像

平城宮の発掘成果や木簡から平城京の実像を明らかにし、奈良時代の政治史を皇位継承藤原氏の動向からたどる。地方官衙の遺跡などから中央と地方の関係に焦点をあてる。 また、遣唐使の実像をたどり、天平文化の広がりを考える。

【キーワード】
平城宮奈良時代、木簡、遣唐使藤原氏正倉院御物

平城宮 710年(和銅3)

吉備内親王

担当講師:佐藤 信(東京大学大学院教授)

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