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日産の三菱自買い叩き、「できすぎた」シナリオ…不正指摘&発覚→株価下落直後に提携発表 2016年5月17日 6時0分 ビジネスジャーナル

三菱自の燃費偽装が発覚する前日の株価の終値は864円だった。日産の三菱自株式の取得額は468円52銭。燃費偽装が発覚する前と比べてほぼ半額の投資で、三菱自を傘下に置くことができる。

三菱自の株価は4月27日には412円と今年最安値を付けたが、その後、燃費偽装問題が三菱自にとって影響が小さい国内にとどまることや、自己資本比率48%、4600億円の手元資金、有利子負債300億円以下と、三菱自の財務体質が健全なことが評価され、じわじわと持ち直していた。

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「過去10年間に販売された30車種のうち、不正は27車種、200万台強に上るとみられている。さらなる販売や生産の停止に追い込まれる可能性も高く、顧客への補償やエコカー減税の返還など、対策費は数千億円規模に膨らむ恐れがある」(大手自動車メーカー役員)

「対策費は5000億円規模。倒産の二文字が見え隠れしてくる」(自動車担当アナリスト) 野村證券は軽の補償額を425〜1040億円と試算している

三菱自の15年9月末の大株主順位
・1位:三菱重工業(12.6%)
・2位:三菱商事(10.0%)
・3位:三菱東京UFJ銀行(3.9%)

三菱重工の連結対象会社ではなくなったが、持ち分法適用会社である。三菱自の相川哲郎社長は、三菱重工の社長・会長を10年間務めた相川賢太郎氏の長男である。賢太郎氏は「三菱重工の帝王」と評された。三菱自では14年4月1日付で益子修前社長が会長兼CEO、相川哲郎常務が社長兼COOに就任した。

三菱自は2000年に大規模なリコール隠し、04年に品質欠陥問題に伴うデータ隠しが発覚。資本・業務提携先だったダイムラー・クライスラー(現ダイムラー)が支援を打ち切り、深刻な経営危機に陥った。05年1月、「三菱自動車再生計画」を発表し、会長に三菱重工出身の西岡喬氏、社長に三菱商事出身の益子氏が就任した。三菱重工三菱商事三菱東京UFJ銀行の「三菱御三家」を中心とした三菱グループ各社に4000億円に上る優先株を引き受けてもらうなど、物心両面の支援を受け再建を進めてきた。