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つれづれなるままに日暮らし

映画「日独裁判官物語」および「犬になれなかった裁判官」

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映画「日独裁判官物語」および「犬になれなかった裁判官」
【動画:大拡散希望
https://t.co/zlYhmzwn8K
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=JUSb9n74t90

 映画「日独裁判官物語」および、出演されている元裁判官 安倍晴彦さんのインタビュー動画「犬になれなかった裁判官」のURL紹介です。
ぜひごらんください。動画にあるとおり、日本の裁判所は、日本国の立憲主義、民主主義に対する大障害です。日本の裁判所は、大改革が必要です。これらの動画URLを全国民に大拡散しましょう。

◎映画「日独裁判官物語」1999年制作(制作・普及100人委員会)⇒ https://t.co/zlYhmzwn8K、@YouTube
http://goo.gl/xEhMh0 @デイリーモーション動画
 日本とドイツの裁判官の違いを浮き彫りにしつつ、日本の裁判官のあり方について問題提起するドキュメンタリー映画です。
 映画では、日本の裁判官たちが、日々の仕事のハードさを嘆き、市民集会で発言すれば処分され、最高裁から睨まれると人事や給料で差別されることを語ります。一方で、ドイツの裁判官がスクーターで裁判所に通勤する様子、普通の市民と同じように地域の人々と交流し、自由に意見交換する様子などが映し出されています。日本の裁判官をめぐる問題点がドイツとの対比でよくわかります。
 日本では、青年法律家協会(青法協)裁判官部会について、1970年10月に裁判官訴追委員会が、青法協会員であることなどを理由に訴追請求されていた裁判官213名に対し、青法協加入の有無を調査したことや、青法協会員の裁判官宮本康昭が再任を拒否される事件が生じたことなどを受けて、1982年以降は、裁判官部会新入会員がゼロとなった。⇒
https://goo.gl/0oUjIW

★ 田内雄司さんの感想文
 大飯原発裁判(2015.5)の樋口英明裁判長は、基準地震動の評価法の間違いを指摘した。「原発のような危険なものの耐震基準を平均の地震で決めるような事はあってはならない」と危険な原発の運転を禁止した。大飯原発再稼働を止めた樋口裁判長は、名古屋家裁に左遷され、その転勤直前に高浜原発再稼働を止めて去った。しかし「このイタチの最後っ屁」の効果は、半年もたたぬうちに、次の裁判長による大飯原発、高浜原発の運転許可となって失われた。つまり、行政が裁判を操れることを示した。無邪気に「日本は三権分立の国だ」と信じていた私は驚いた。
 三権分立を擁護する義務を持つ人たちが進んでそれを投げ捨てるのです。それに「平均の地震に耐える耐震基準は危険かどうか?」と裁判で争うこと自体が不思議です。普通のマンションなら裁判になるまでもなく犯人は刑務所行きです。これらの疑問に、この映画は答えてくれます。
 日本の裁判制度は「神のごとき知恵を持つ裁判官が全体を俯瞰して善悪を判断する」という虚構の上に成り立っています。裁判所や裁判官の権威付けに熱心です。そのために、彼らを俗世間の害から守る必要があります。裁判官は3〜4年ごとに転勤し官舎にまとまって生活します。私生活では、交際相手に注文がつきます。政治活動をすれば首です。裁判官一人あたり年間200件〜400件の事件を裁きます。仕事に追われまくる生活です。
 こうして、裁判所村社会に閉じ込められた裁判官の生活が続きます。この村社会では上司に逆らえば終わりです。上司に逆らわない世間常識皆無の小心な公務員が出来上がります。日本の裁判制度は行政に奉仕るために長年にわたり注意深く作り上げられたものです。この中で国家権力に逆らう判決を得るのは不可能です。
 ドイツでは「ナチス時代に裁判官もナチスの法で人を裁いて国民を苦しめた」との反省の上に裁判制度があります。ドイツでは、国家権力の乱用から国民を守ります。ドイツでは、裁判官も一市民として暮らすことが重要で政治活動も当然の権利です。裁判に世間の常識を取り入れる目的で民間人の裁判官を交えて討論されます。市民と対等な立場が原則です。日本とは正反対の立場です。

◎犬になれなかった裁判官:安倍 晴彦⇒ 
https://www.youtube.com/watch?v=JUSb9n74t90
著者(安倍 晴彦)自らが、著書「犬になれなかった裁判官」の内容を説明する動画。
警察24時の裏 伏魔殿最高裁事務総局の人事と判決統制 元裁判官がデタラメな司法地獄の実態を告発する! インチキな裁判のカラクリを説明 犬になれなかった裁判官―司法官僚統制に抗して36年 安倍 晴彦

★内容(「BOOK」データベースより)
http://www.amazon.co.jp/dp/4140806095

 著者は、司法修習をトップクラスの成績で終えて、一九六二年四月、裁判官に任官した。在任中は優れた「庶民派」裁判官として知られていたが、裁判官人生のほとんどを家裁・地裁で過ごし、いわば「日の当たらない道」を歩んできた。それはなぜだったのか。最高裁判例を覆した無罪判決のこと、青法協活動のこと等、三十六年間の裁判官人生を振りかえりつつ、裁判官・裁判所の知られざる実態を描く。裁判官のあるべき姿とは何か。司法の「独立」を問いつづけた苦渋の経験から導き出される、改革への提言。

★内容(「MARC」データベースより)
 最高裁判例を覆した無罪判決のこと、青法協活動のことなど36年間の裁判官人生を振り返りつつ裁判官・裁判所の知られざる実態を描く。裁判官のあるべき姿とは何か。司法の独立を問いつづけた苦渋の経験による改革への提言。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
安倍/晴彦
 1933年生まれ。1960年、東京大学法学部卒業。1962年、裁判官に任官。以後、東京地裁和歌山地裁・家裁、福井地裁・家裁、横浜家裁、浦和地裁・家裁川越支部静岡地裁・家裁浜松支部東京家裁八王子支部に勤務。1998年、裁判官を退官。現在は弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

★驕れる司法官僚を許すべきではない
投稿者 "河原 浮" 投稿日 2001/6/22
 もし安倍氏のような裁判官が多数派であったならば、日本社会はもう少しましな状況になっていただろうに、と思います。 こういう人が現実にいるのだから、そうでない裁判官・司法官僚が中枢を占め、「司法権の独立」に名を借りて「官益」維持に加担していることに深い怒りを覚えざるをえません。
 数年前公開された、映画『日独裁判官物語』と併読すると、日本の司法制度の何が問題であり、なぜ一般人にとって法が遠いものなのか、ポイントが理解できます。
 裁判官とは国民の法律上の権利・義務の存否を判断する仕事ですから、本来は「民益」のために仕事をしてくれなければ、困るのは国民であり、一般の人々なのです。
惨状を何とかする努力を何もせずに、既得権に閉じこもり、あるいは国民と司法の乖離を歎くのみとすれば、それは法律家の驕りでしょう。

★これが裁判の世界とは恐ろしい
投稿者 chabana 投稿日 2012/10/28
 裁判官と裁判所の実態が克明に、しかも分かりやすく書かれていて、まことに興味深いものだった。同時にまた、「裁判に訴えて闘う」ことの難しさと、それに勝利する難しさもイヤというほど思い知らされた。しかし、だからこそ裁判が持つ意義の大きさをわきまえ、「国民のための裁判」を求めていかねばならないのだと痛感させられた。著者の安陪晴彦氏の勇気と、人間としての誠実さに心から拍手を送りたい。

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===藤原 節男(脱原発公益通報者原子力ドンキホーテ)キャンペーン===
福島原発3号機は核爆発:背景音楽がショスタコーヴィッチ交響曲第5番第3楽章のyoutube動画⇒ http://goo.gl/MlHXL1
核爆弾大量製造は、プルサーマルだけで可能、もんじゅ不要⇒ https://goo.gl/7n0alD
脱原発ドンキホーテ⇒ http://goo.gl/5FhVVN
福島3号核爆発について ⇒ http://goo.gl/U8n84X 
福島3号核爆発動画⇒ http://goo.gl/RbZRWJ
福島3号核爆発の証拠,セシウムホットボール⇒ http://goo.gl/SHIrpw
原子力公益通報および「原子力ドンキホーテ」単行本⇒ http://goo.gl/ovNnlY
原発と民主主義」講演会資料⇒ https://goo.gl/Qr5pmU
福島3号核爆発が、福島原発事故放射能の最大原因⇒ https://goo.gl/JXMWie

(関連URLs)
核燃サイクル曲がり角?揺れる下北半島⇒ http://goo.gl/6XOsZf
原子炉級プルトニウム核兵器https://goo.gl/0u8nvr
日本が核を持つのは朝飯前⇒ http://goo.gl/vC0wgq
爆縮レンズ:プルトニウム原爆の課題⇒ https://goo.gl/40Edgz
爆縮レンズ開発⇒ http://goo.gl/fmxjau
水素爆弾ウィキペディア⇒ https://goo.gl/A6qmQE

お読みください。よろしくお願い致します。
関連URLs:
経産省前テントひろば 反原発美術館(Occupy Kasumigaseki Anti-nuclear Tent Museum)
https://www.facebook.com/antinuketent2015/?pnref=story
原発いらない女たちのテントひろば
http://fukusimatotomoni.blog.fc2.com/
経産省脱原発テントホームページ
http://tentohiroba.tumblr.com/

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