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つれづれなるままに日暮らし

株価は何で決まるのか @ 勝間和代_メルマガ

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出所:勝間和代オフィシャルメールマガジン 〔*

株価は何で決まるのかということですが、何種類かの計算方法がありますが、そういった計算方法で導かれた「目安となる価格」を軸として、そこに対する需給で決まってきます。目安となる価格は、主に「今後、その株が稼ぐであろう将来のキャッシュフローの現在価値」を集計したものになりますが、難しいのが、この将来キャッシュフローが予測に基づくものであり、少しでも上や下にぶれると、株価もあっといまにぶれてしまうことです。

あるいは、利益の何倍とか、純資産の何倍という計算方法もありますが、すべてあくまで「目安」であって、結局は

・その価格で売りたい人
・その価格で買いたい人

の需給がバランスするところで決まるわけです。そして、「先高感」があると、売る人より買う人が多くなるため株価は上がりがちになり、また、逆に「先安感」があると、売る人の方が買う人より多くなって、株価は下がりがちになります。

だからこそ、適正価格と言われる株価を超えることがしばしばとなり、株価は上がりすぎたり、下がりすぎたりするわけです。

今回の金融緩和で一気に株価が上がりましたが、それは「先高感」が強まったためです。従って、今後、様々な政策やニュース、為替で「先安感」が生まれると、あっという間に逆戻りすることになりますので、注意してください。私は株価は理論値の倍とか、2分の1くらいまで、平気でずれると思っています。たがらこそ、日々の数十円の日経平均の動きは、ある意味、「ノイズ」なわけで、投資家はやはり、じっくりと長期投資をすることが必要だと思ってます。特に個人こそ、最近のような大きな動きに惑わされないようにしてほしいと思っています。

せっかくNISAもできましたし、ぜひ、高い時も、安い時も、地道に定額を買い続けてみてください。それが結局、遠回りなようで、もっとも着実な方法だと考えています。