altgolddesu’s blog

つれづれなるままに日暮らし

養殖ビジネス 国際競争時代〜日本の活路は〜

Googlenhk No.3517

資源の枯渇、担い手の高齢化、そして国内マーケットの縮小という逆風に、衰退を続ける日本の漁業。
そのなかで養殖漁業は海外輸出も視野にいれた今後の成長の柱として期待を集めてきた。
しかし現実には新たな消費者をつかめず生産量は減少。
近年大きく生産を拡大した海外勢に国内市場すら奪われ続けている。
今やスーパーや寿司店に並ぶ魚の多くが海外養殖モノだ。
ノルウェーの鮭養殖などの例から見えてくるのは、徹底した市場の研究、顧客ニーズに合わせた商品の開発、生産流通過程の効率化など、ビジネスとしての戦略意識の高さ。
日本は味や付加価値を高める個々の「名人芸」で対抗するが、「日本ブランド」への地域や生産者の足並みは揃っていない。
潜在的な技術の高さを生かし国内・海外市場での巻き返しはなるか。その取り組みをみる。