出所:勝間和代オフィシャルメールマガジン 〔*〕
抗加齢の専門家で、さまざまな著作がある順天堂の白澤卓二教授と先日、食事をさせていただく機会がありました。最新作のタイトルはなんと
「白米中毒」 (*)
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=40997&m=141221&v=eb989989
いや、私でも大胆すぎてつけられないタイトルですが、さすがです。
2時間半の間、メモをとりまくる位、さまざまな気づきがあったのですが、もっとも目鱗だったのは、要は、
−砂糖
−コカイン
−白米
−アルコール
−ニコチン
などなど、すべてのいろいろな「中毒(依存症)」をもらたすものは、すべて
「人間の手が入って、精製されている」
ということでした。コカの葉だって、サトウキビだって、玄米だって、中毒にならないそうです。
ちなみに中毒(依存症)の定義は
−だんだんと耐性ができてくる
−それをやめようと思ってもできない
−そのことを得るために、他のことを犠牲にする
というものです。
自然の状態では、私たちが中毒になるような食べ物はほとんどなく、うまく調整されているのに、たとえば
10%の砂糖水
はてきめんにマウスも、人間も中毒になるそうです。だからこそ、ほとんどの清涼飲料水は、あえて10%を超えるようにできているのだとか。ひゃーーーーー。
白米が中毒になりやすいのは、噛まずに飲み込めるからだそうです。そして、大量の炭水化物を体に入れて、血糖値をがーーーーっと上げて、中毒になるわけですね。
ホールフードといわれる、精製していない食べ物がいいのは、要は、適度に私たちにストッパーをかけるからなんですね。
「とにかく、人の手が入ることで、すべて余計ことが起きます。なるべく、生に近い状態で食べてください」
というのが抗加齢のポイントだとか。
中毒になると、そのうち、中毒の対象となる食物をなるべく短時間でかっこむために食事をするようになるので、注意してくださいとのことでした。
「よく噛むと健康になる」
というのは、逆に
「よく噛まないと食べられない食べ物を避けよう」
ということだったのですね。
ちなみに、私がよく言う「日本の医者は栄養学を知らない」は本当だそうです。アメリカでは、臨床栄養学を必ず医者は学ぶそうですが、日本はぽこっと抜けているとか。こちらもひゃーーーー、なので、私たちもがんばって勉強しないと!!
糖*|リスク*