altgolddesu’s blog

つれづれなるままに日暮らし

東京電力福島第一原発 現場を行く

nhkGoogle地盤高 (海抜)

汚染水 (*) , (海抜35mを13mに)

福島第一 35メートル高台に計画」『東京新聞』2011年5月5日 (津波の教訓*)

海抜35mの高台 -> 海抜13メートル

^ 『土木施工』収載の図-8は横軸に地盤高(範囲4-15m)、縦軸に掘削工事費を取りグラフ化したものである。下記の5本のカーブが描かれている。
(I)敷地造成費:地盤高4mでは9-10億円の間、地盤高が上がるにつれ減少し15mで5億円弱となる。
(II)建屋基礎掘削費:地盤高4mで4億円程度、地盤高が上がるにつれ増加し15mでは9-10億円の間を取る。
(III)進入道路費:地盤高4mでは4-5億円の間、地盤高が上がるにつれ減少し15mで1億円程度となる。
(I)+(II):地盤高4mで13-14億の間、8-9m付近で12-13億の間の最低値を取り、15mで14-15億の間となる、下に凸なカーブを描く。
(I)+(II)+(III):地盤高4mで18-19億の間、11m付近で14-15億の間で最低値を取り、15mで15-16億の間となる、下に凸なカーブを描く。
なお、(III)により建設した進入道路は1-4号機で共用している。(小林健三郎 1971, p. 122)

小林健三郎「福島原子力発電所の計画に関する一考察」『土木施工』第12巻第7号山海堂、1971年7月、 118-128頁。

福島第一原子力発電所のトラブル

福島第一原発*汚染水*