出所:勝間和代オフィシャルメールマガジン 〔*〕
「イチローがやっている初動負荷トレーニング知っている? あれいいよ」
と紹介してくださったので、あれ、どこかで聞いたことがあるなぁ、と思ったら、「やせる!」を書いているときに、山のように読んだ参考書籍の一つが、その話でした。
新トレーニング革命―初動負荷理論に基づくトレーニング体系の確立と展開 [単行本]
小山 裕史
おお、そうだそうだ、そのときもなるほどーーーと思ったのだと思い出しました。やせるを書いている頃に、いろいろな本で指摘があったのが
「筋トレのための筋トレや、ストレッチのためのストレッチはよくない」
という話です。
どういう意味かというと、より上手に体を動かすことがトレーニングの目的なのに、多くの筋トレやストレッチは、そのこと自体が目的化してしまって、せっかく筋肉がついてもかえってスポーツ機能が衰えたり、せっかく筋が伸びても、かえって上手に足を動かせなくなったり、そういうことが多くなるという話でした。
なるほどーーー、と思って、そこから実は私、すっかり通常のジムの筋トレもストレッチもやめてしまって、その時間を水泳とゴルフの練習に振り向けていたのですが、水泳でも、ゴルフでも、やはりもう少し体幹をしっかりさせたり、肩胛骨周りをもう少し動かせるようにしたいなぁ、と思っていたので、そこで松尾さんから紹介された
「初動負荷トレーニング」
というのが、まさしくそういうトレーニングだったので、試してみることにしました。
通常のトレーニングマシーンだと、ずっと5キロとか、20キロとかの負荷がかかり続けるのですが、初動負荷マシーンは、最初は負荷がかかった後で、すぐにその負荷が下がるように設計されたトレーニング方法です。専用のマシンが必要になります。
私たちがスポーツなどで力を出すときというのは、最初に力がかかって、それから、筋肉が上手に伸縮して力を加えるのですが、ずっと負荷がかかりっぱなしのトレーニングマシーンでは、うまくそれを再現できないんだそうです。
その欠点を補ったのが、初動負荷トレーニングで、まだそのマシンを備え付けているジムは少ないのですが、少しずつ増えてきたということです。
私もさっそく、近所の初動負荷トレーニングができるジムを検索して、昨年末に申し込んできました。
大事なことは「継続」なので、せっかくよいものを見つけても、継続できないと意味がないので
「めざせ、イチローのしなやかさ」
でがんばりたいと思います。
で、で、実はこの、初動負荷トレーニングを続けるすばらしい動機付けがあるんです。それはなにかというと、
「そのトレーニングジムの隣に、品質と品揃えがよくて、しかも安価で有名な某スーパーチェーンのスーパーがある」
ことです。そのスーパーを発見したとき、ジムに見学に行ったときに、いったいどれだけ、うれしかったことか(笑)。
私はスーパーに買い物に行くのは大好きなので、そのスーパーに行くときには、ちゃんと
「トレーニングをしてから買い物」
初動負荷トレーニングの隣に、安価で有名な某スーパーチェーンのスーパー