出所:勝間和代オフィシャルメールマガジン 〔*〕
サポートメールや、このメルマガをコツコツとすきま時間に書いていて思うのが、やはり、つくづく
「考えを整理するとは、考えを言語化すること」
だと思います。
なんとなく漠然とわかっていることも、しっかりと文字に落とそうとすると、意外とわかっていないことが多いし、調べなければいけないこともあります。
例えば、昨日のAGEについても、本を読んだり、専門家の話を聞いたときには納得していたつもりでも、さぁ、メルマガに書こうと思った瞬間に、意外と知らないことが多いです。AGEのもともとの英語とか、日本語の正確な名称とか。
また、検索をしてみると、実はすでにいろいろなメディアなどで報道されていたということもわかり、それでも、いままでアンテナにかかっていなかったのだなぁ、なんてこともわかります。
私にとって、画面の前で何かを書くということは、
「自分の無意識と意識の会話」
に近く、無意識君がもやもやと思っていることを「言葉」に整理して、意識君に伝える、そして、意識君がその言葉を通じてわからないことは、また、無意識君に質問する、的確な言葉が見あたらないときには、検索する、みたいな繰り返しです。
そして、無意識君が意識君に翻訳するための言葉を増やすには、ふだんから、やはり、知識やそれを表す言語を整理しておかないと、なかなか進まないです。
ピアニストが毎日何時間も練習するように、私も、やはり、毎日、文字を考える訓練が必要なのだと、つくづく思います。
なので、こうやって、いろいろと、もやもやと、書いているものをみなさんに披露できる場を持っているのは本当に幸せです。
テクニカルライティング (文書品質の向上と文書作成時間の短縮)
「伝え合う力」「言語力」 (―言語力育成を重視した指導法の開発―)