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つれづれなるままに日暮らし

老化物質「AGE」(終末糖化産物) @ 勝間和代_メルマガ

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出所:勝間和代オフィシャルメールマガジン*

今日は、私たちの老化を招く物質であるAGE(終末糖化産物)について、

今回は、私が理解している範囲で簡単にAGEの説明をしますので、もし興味を持ったら、ぜひ、関連書籍や、情報を検索してみてください。

最近、「おやじダイエット部の奇跡」をはじめ、糖質制限食について注目が集まっています。

では、なぜ、糖質制限をすると健康にいいのかということについて、もちろん、カロリー過剰を防いだり、体脂肪の蓄積を防ぐ、という役割があるのですが、もう一つ

「AGE」をあまり体内で作らないようにする

という役割があるということです。

さて、AGEとは、Advanced Glycation End-productの略です。日本語に訳すと、終末糖化産物。健康に留意している人はよくご存じの概念かもしれませんが、私のように、少し前まで、それほどこの手の情報にアンテナを高くしていなかった人にはなんじゃらほい、だと思います。

まぁ、私がうだうだ説明する前に、WikipediaのURLを記載しておきます(英文)。
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=36635&m=141221&v=ccad50f4

平たく言いますと、AGEとは、「糖とタンパク質が結合して、変異をしたもの」です。こちらが、体内にたまるほど、老化が進むというのが最近の研究です。

この研究、どのくらいエビデンスや信憑性があるのか、専門家にうかがったところ、複数の老化防止研究のアプローチから、ほぼ一致した結論のひとつが、このAGEが体内で悪さをしている、と言うことでした。

では、AGEはどうやったらたまりにくくなるのか。

MECE(もれなく、重なりなく)ということで分けますと
1. 体外から取り込んでしまう
2. 体内で作ってしまう

の二つがあるそうです。

1. 体外から取り込むのは、単純に、AGEが多く含まれる食品を食べると、一部が排出しきれずに体内に残ってしまいます。

2. 体内で作ってしまうのは、糖質が過多の食事を取ると、血液内の糖分と、体内のタンパク質が結合して、AGEになってしまうそうです。

1については、高温調理をした動物性タンパクや糖質ものがAGEが多くなります。ワッフル、フライドポテト、焦げ色のついたお肉などだそうです。一方、生のまま、蒸し料理やゆで料理はAGEが少なくなります。

2については、血糖値を過度に上げないことが必要だそうです。なので、野菜をなるべく先に食べておくとか、炭水化物や砂糖の過剰摂取に気を付ける、などの自衛策があります。だから、糖質制限も効くわけです。

なので、例えばファーストフード。

茶色い焦げ目の付いたパンに、高温と油で調理したビーフを挟んで、高温で揚げたフライドポテトと、果糖ブドウ糖液糖のたっぷり入ったコーラなどを組み合わせますから、もう、ある意味、最強の「高AGE食」です。

体外から大量のAGEを取り込み、さらに血糖値も上げて、体内でAGEを生成しますから、AGEに気を付けたい場合には、常食を避ける方が無難です。

ただ、AGEが老化に寄与するということはわかっていますが、どの程度の影響があるか、というところまではわかっていないところも留意して、あまりにも警戒しすぎないようにしてくださいね。

AGEを気にしすぎて、ストレスをためすぎると、それはそれでまた、老化の原因になりますので。なかなか、難しいです、健康に年を取るのも。

でも、どんな風に考えればいいかということについて、専門家は

「赤信号で横断歩道を渡っても事故に遭うとは限らないけれども、やはり、赤だとわかっているときには渡らないでしょう? さまざまな知識はそう言うものだから、なるべく理解をしておいた方が、リスク確率は低くできます」

ということでした。

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ためしてガッテン アンチエイジングSP(糖化・AGE) 2011年5月18日放送

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糖*